魚眼レンズの実装方法! 『あるもの』を使えば 簡単に実装可能!
P.T.
というホラーゲーム、ご存知でしょうか?
あのMGSで有名な小島監督が作った
ホラーゲームです。
知らない人はggってね。
さて、このP.T.。恐怖を掻き立てる為に
色々な要素や演出が
盛り込まれているのですが・・・
その恐怖を掻き立てる要素の一つに・・・
魚眼レンズ
があるのです。
よく見てみると・・・
右側の壁の輪郭が
若干曲線になってるのが
分かりますでしょうか??
曲線が分かりやすくなるように、
近くに赤い真っ垂直な赤線を引きました。
魚眼レンズの影響で
外側の物体が反っているのが
分かると思います。
今回はその
魚眼レンズの
実装方法
を紹介します!
そのためには
必ず必要なものがあります!
それは・・・
↓このアセットです!
この
「ChameleonPostProcess」
というアセットは、
ポストプロセスを使って、
画面にあらゆるエフェクトを
掛けることが出来るアセットです。
(2019年5月中はずっと無料です。タダで手に入れるなら今!)
UE4に最初っから備わっている
ポストプロセスマテリアルの拡張版
といった感じの解釈でいいと思います。
このアセットを使えば、
魚眼レンズを
秒で作れます!
「ChameleonPostProcess」を
プロジェクトに追加。
コンテンツフォルダに
「Chameleon」
というフォルダがあるので、
それをダブルクリック。
「Chameleon」という名のBPがあるので、
それをレベル内にD&D(ドラッグアンドドロップ)
レベル内に置いた
「Chameleon」を選択し、
詳細パネルにある
「MonitorEffects」という項目を
見つけましょう。
「MonitorEffects」に
チェックを入れると・・・
モニター画面風になります。
この時点でもう魚眼レンズになっています。
ですが、
画面にかかってる
モニター風の
細かいラインが邪魔!
という場合は・・・
「MonitorEffectsLineCount」の値を
「1000」から「0」にすれば・・・
ラインが「0」本になって、
完全に消えます。
ただ、このままだと
全体が緑に染まっていて、
気になりますね。
これを無くす場合は・・・
「MonitorEffectsIntensity2」
の値を、「0」にします。
はい。
これで魚眼レンズの完成です。簡単でしょう??
更に、
魚眼レンズによる
画面の「反り」
を調整したい場合は・・・
「MonitorEffectsDistortion2」の値を
調整すれば変更可能です。
値「1」
かなり反っています
値「0」
全く反らない。
もはや魚眼じゃない。
P.T.のような、魚眼レンズで
臨場感と恐怖感を掻き立てるような
ホラーゲームを作りたい場合には、
役に立つ内容だと思います!
それではまた!^^ノシ