GroupActor(グループアクター)って??
つい最近買ったアセットで、気になるものを見つけた。
赤枠で囲った部分。「GroupActor」「なんだこれ??」と。
そういうクラスがあるのかと思いきやそういうわけでもなく、
色々調べた結果・・・
「複数のアクターを『1つのアクター』としてまとめる機能」
だというのが分かった。
(例)
1つの壁を複数積み上げて作ったビルがあったとする。
X方向に2枚
Y方向に2枚
Z方向に5枚積み上げたシンプルなビルだ。
例えばこのビルを、ある位置に全部丸ごと動かしたい。となった時、
まあ恐らく「1枚ずつ壁をマメに移動させる」か「壁を1枚ずつ複数選択して一気に運んでいく」かのどちらかだろう。
もちろんそれでも不可能ではないが、はっきり言って面倒だろう。
もし移動させる壁が更に多かったらどうなるだろうか。
1枚ずつマメにドラッグして移動させるのは考えたくもないし、
壁を複数選択して一気にドラッグで移動させたくても、複数選択する為に1枚ずつクリックして複数選択するのも面倒だ。
そういういった面倒を緩和してくれるのが「GroupActor」だ。
使用方法は簡単。
移動させたい壁を複数選択する。
ビューポート上、あるいはアウトライナ上で右クリックし、「グループ」を選択する。
ビューポート上の場合、指定のアクター(今回の場合だと壁)にカーソルを合わせた状態で右クリック。
アウトライナ上の場合、選択状態にしたアクターにカーソルを合わせた状態で右クリック。
「グループ」をクリックすると、以下の画像のように指定した壁が緑色の枠のようなもので囲われてるのが分かると思う。
指定したアクターを「1つのグループ」としてまとめた証拠だ。
アウトライナを確認すると、「GroupActor」というのが追加されてるはずだ。
この「GroupActor」を選択すれば、自動的に指定したアクターが複数選択される。
こうすれば、「ビルの位置を変更したい!」となった時も、「グループ」化してしまえば、簡単に指定した壁を複数一気に移動させることが可能なのだ。
ちなみに、この「グループ」化にはショートカットキーが存在する。
指定したアクターを複数選択し、「Ctrl+G」で「グループ」化が可能だ。
もちろん、「グループ」化を解除することだってできる。
「グループ」化したアクター上で右クリックし、「グループ化解除」を選択すればOKだ。
あるいは、ショートカットキー「Shift+G」でも解除可能だ。
この機能をうまく使えば、レベルデザインもなかなか楽になるかもしれない!(適当)
ぜひ活用していこう!
それではまた!^^ノシ