InRangeノードの「Inclusive」とは??
ちょっとした小ネタです。
まず、InRangeノードの意味は分かりますか??
InRangeノードは、
Valueの値が、Min~Maxの範囲内に入っていれば、「True」を返す。
というノードです。
なので、以下のような場合だと↓
Trueになります。↓
Valueの値「-10」は、
Min「-10」~Max「10」の範囲内の値なので当然ですね。
Valueの値が、Min~Maxの範囲外であれば、↓
Falseになります。↓
ここまではいいでしょうか??
では、今回の本題に入りましょう!
InRangeノードを使ってる時、このチェックボックスが何か気になりませんか??
一体どういう意味なんだろう??と気になった方もいるんじゃないでしょうか??
(僕は結構気になってたw)
この
「InclusiveMin」
「InclusiveMax」
の2つは、
結構シンプルな意味を持ってるのです!
では、実際にInRangeノードを使ってみましょう!
まず、「InclusiveMin」「InclusiveMax」にチェックをつけた状態で使ってみましょう!
結果はTrue!
なんだかデジャブ感がありますが、当然の結果ですよねw
では、「InclusiveMin」のチェックを外してもう一度検証してみましょう!
おや??結果がFalseですね。
確かに、Valueの値は、Min~Maxの範囲内に入っている。
ではどうして、
「InclusiveMin」のチェックを外しただけでFalseになってしまったのでしょう??
まず「Inclusive」がどういう意味なのか??
Inclusive・・・~を含めて、入れて
です。
「InclusiveMin」・・・最小を含める(意訳です)
「InclusiveMax」・・・最大を含める(意訳d(ry)
そう、つまりInRangeノードの「Inclusive」チェックは、
最小値を含めて判定するか?(InclusiveMin)
最大値を含めて判定するか?(InclusiveMax)
という意味なのです!
さっき、「InclusiveMin」のチェックを外したらFalseになったのは、
最小値(Minの値)を除いて、Valueの値が範囲内かどうか判定されていたからです!
つまり、
Valueの値「-10」が
Minの値「-9(Minの値『-10』を除いた状態)」
から
Maxの値「10」
の範囲内に入っているかどうか??
と判定されていたので、
当然Falseになりますよね!
逆にInclusiveMaxのチェックだけ外したら、↓
Valueの値「-10」が
Minの値「-10」
から
Maxの値「9(Maxの値『10』を除いた状態)」
の範囲内かどうか
と判定されます!
ちなみにこれは、Trueになります。
ちゃんと範囲内に入ってますもんね。
今回のお話で、InRangeノードの「Inclusive」の意味がお分かりいただけたでしょうか??
お分かりいただけたなら幸いです!
それではまた!^^ノシ