EQS~PointsCircleの紹介と解説~
EQS・・・EnviromentQuerySystem(環境クエリシステム)の略。
EQSとは??に関しては、以下のサイトをご覧ください。
【UE4 EQS】EQSってどういうもの?|manuo|note
EQSにはジェネレーターというものが存在します。
ジェネレーターは、アイテムの置き方を決めるもの。
円状に置いたり格子状に置いたりと・・・
いろいろな配置方法が用意されてます。
今回は、Points:Circleというジェネレーターの紹介をします。
~目次~
EQSTestingPawnの作成
EQSがどのように機能するかテストするためのポーンです。
「BP_EQSTesingPawn」と命名しました。
レベル上に配置して完了です。
EQSの作成
「EQS_PointsCircle」と命名。
Points:Circleの作成
「EQS_PointCircle」を開きます。
ルートからピンを引っ張り
Points:Circleを選択。
Points:Circleは、周囲にサークル状(円状)にアイテムを生成するジェネレーターです。
レベル上に配置した「BP_EQSTesingPawn」を選択し
詳細パネルのQueryTemplateに、「EQS_PointCircle」を割り当てます。
「BP_EQSTesingPawn」の周囲に、サークル状(円状)にアイテムが生成されていますね。
Points:Circleの機能
ここからは、Points:Circleの機能について説明します。
(ちょくちょくわからず省いてるところもありますが、ご容赦を・・・)
CircleRadius
サークルの半径。
値が大きいほどサークルが大きく
値が小さいほど、サークルが小さくなる。
SpaceBetween
アイテムとアイテムの間隔。
値が大きいほど、間隔が大きく
値が小さいほど、間隔が小さくなる。
NumberOfPoints
アイテムの生成数。
値が大きいほど、アイテムの生成数が増え
値が小さいほど、アイテムの生成数が減る。
PointOnCircleSpcingMethod
アイテムの配置方法の選択
BySpaceBetween・・・SpaceBetweenの値を使用する。
ByNumberOfPoints・・・NumberOfPointsの値を使用する。
ArcAngle
アイテムの生成角度
0~360の値で設定可能。
CircleCenter
円の中心となるアクターを選択可能。
例)プレイヤーを中心にしたい場合
「EnvQueryContext_BlueprintBase」を作成。
「BP_PlayerContext」と命名。
関数のオーバーライドから
「ProvideSingleActor」を選択。
「ProvideSingleActor」の中身は以下のように。
GetActorOfCalssでプレイヤー(ThirdPersonCharacter)を取得しています。
CircleCenterを「BP_PlayerContext」にします。
プレイヤー(ThirdPersonCharacter)を中心にアイテムがサークル状に配置されます。
CircleCenterZOffset
アイテムの高さ。
値が大きいほど、アイテムの位置が高く
値が小さいほど、アイテムの位置が低くなります。
とりあえずわかるのはここまでです。
それではまた^^ノシ